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工務店によって違う!耐震等級・C値・UA値・第1種換気・第3種換気

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「ハウスメーカー・工務店・建売業者によって住宅価格に違いが生まれるのはなぜでしょうか?」
「家電やパソコンや自動車のように、家にも、”比較可能な”機能や性能がある事をご存知ですか?」

ハウスメーカー・工務店・建売業者によって住宅価格に違いがあるのは、CMやイメージキャラクターなど「広告宣伝費にかけるお金が違う」という事がありますが、「機能や性能の違い」に起因する部分もあります。どんな機能や性能を求めるかで、買うものが決まり、どんな家ができるかが決まります。

性能を求めすぎるとオーバースペックになり、必要以上の高い購入価格になってしまうので、機能・性能との良い落とし所を探していきたいです。購入価格と機能・性能により、欲しかったけれどできない機能・性能も生まれます。ですが、知って納得して選べば、後悔はなくなります。高い買い物なので、感覚やイメージ・直感だけではなく、機能・性能と価格を比較検討して、工務店・建売業者選びをして家をつくりましょう!

この記事を読む事で、家の「機能や性能」を判断する上での判断基準となる各種性能が分かるようになります。どのような基準で家が作られているかを知ること、比較することで「自分がどんな家が欲しい」のか、どこまでの性能を求めたら良いのかの基準が定まってきます。

私が、どのような基準で工務店選びをしたかも、ご紹介します。

目次

性能と値段を比較して、コスパの良い工務店を選ぼう!

家電やパソコンと同じで、CMやイメージキャラクターなどの広告宣伝は、会社の販売戦略なのでブランドイメージをつくりますが、実際どんな家ができるかには直接関係がありません。でも、この会社がどんな家をつくっているのか、PRする「機能や性能」によっては明確な家の性能差が生まれます。

家の性能、比較・選定する基準を自分の中で持とう!

私が、建築会社・工務店選びで一律に、確認・営業さんに聞いていたのは以下項目です。
建築会社・工務店・ハウスメーカー・建売業者さんの選定に当たり、質問してまとめてみると、選定基準になります。また、これに「自分なりのこだわり」を含めていって欲しいと思います。

私の場合は、「天井を高くしたかった」です。こだわりましょう!どこまでも!ただし、最後には値段と相談しましょう!

地震に対する強度について [耐震等級]

建物の強度は大事です。私も建築会社・工務店選びでは、建物の強度は一番に気にしていました。中でわかりやすい地震に対しての建物強度を示すものが、耐震等級です。

耐震等級は、地震に対する建物の強度を示す指標のひとつです。阪神・淡路大震災を受けて制定され、2000年に施行された、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に沿って定められています。建物の耐震性能によってランクが3段階に分かれており、その数字が大きければ大きいほど、建物の耐震性能が高いため、建物を建てたり買ったりする際の目安になります。耐震等級というのはそもそも、地震で建物が崩壊しないよう、地震に対する構造躯体の倒壊・崩壊等のしにくさを表示したものです。

家づくり・家選びにおける条件として、地震への強さを重視する人は多いものです。しかし、建築の専門家ではない一般の住宅購入者には、図面を見ても家の強度をどのように評価していいかがわかりません。そんな私たちでもわかるような目安として表示されているのが、「耐震等級」という基準です。

引用:住まいの安心研究所

解説強度の目安
耐震等級1●現行の建築基準法における、最低限の耐震基準と同等。
●1981年以前の建築物は、基準を満たしていない可能性がある(旧耐震基準)
●数百年に一度起こる大地震で倒壊・崩壊しない
●数十年に一度の頻度で発生する地震で損傷を受けない
耐震等級2●災害時の指定避難所となる学校・病院などに求められる基準。
●長期優良住宅認定は等級2以上が必要
耐震等級1の1.25倍
耐震等級3●消防署・警察署などに求められる基準。
●住宅性能表示制度における最も高い耐震性
耐震等級1の1.5倍

私が選択肢に入れていた建築会社・工務店・ハウスメーカー・建売業者さんは、基本的に耐震等級3を基準にしていました。「地震に対する強さや信頼性、どのような構造で作っているのか」を聞いてみると、一つの選定基準になります。工務店の多くは、標準で耐震等級3で建築していますね。

住友林業

他社よりも太い柱を採用しています(住友林業)

三井ホーム

ツーバイフォーで、壁で支える構造だから地震に強いんですよね
(三井ホーム)

積水ハウス

鉄骨造だから安心です。耐震等級3を確保しつつ柱が少なく、窓を大きくして広く開放的な間取りが実現できます。(積水ハウス)

住友不動産

耐震もやりつつ、ダンパーで免震も行うので、地震に強いです。(住友不動産)

地元工務店

耐震等級3もできますけど、間取りの自由度がなくなるので、耐震等級2で建てても良いと思いますよ。(地元工務店)

桧家住宅

壁量計算、在来工法と2×4工法のいいとこどりのハイブリッド工法で全棟 耐震等級3です。(桧家住宅)

うーん、間取りの自由度もほしいけど、値段が高くない所で最低限「耐震等級3」は欲しいなぁ

気密性能について [C値]

気密性能が高い家では、室内の温度や湿度を安定させやすくなります。これにより、季節を問わず快適な室内環境を維持できます。同時に、冷暖房の効率も大幅に向上し、エネルギーロスを最小限に抑えられます。その結果、光熱費の削減にもつながります。

また、適切な換気システムと組み合わせることで、空気質の管理が容易になります。花粉やほこりの侵入を防ぎ、アレルギー症状の軽減にも効果があります。

家の気密性を評価する上で指標として使われるものに「C値(相当隙間面積)」があります。
「C値」は、住宅の気密性能を数値化した指標です。単位はcm²/m²で、小さいほど気密性が高いことを示します。一般的に1.0未満が高気密、0.5未満が非常に高い気密性能とされています。

【C値の測定方法】
C値は専用の機械を使って測定します。これを「気密測定」といいます。建物内の空気を外に排気し、室内と室外の気圧差を測定。同時にその風量を測ることで、正確なC値を算出します。C値を公表しているハウスメーカーを選ぶことは、住宅の性能を客観的に評価する上で重要です。

高気密住宅を選ぶことで、快適性、省エネ性、健康面など、多くのメリットを享受できます。家づくりの際は、C値などの具体的な数値を確認し、長期的な視点で住まいを選びましょう。

私の場合、注文住宅 各社営業の方は、C値を濁される方も多かった印象です。窓の大きさや数によって数値の出方が異なるので、はっきり言い切れないのだと思います。「建築される住宅によります」と言われることが多かったかなと思います。なかなか担保できないことと、家の建て方が変わったり、同じ会社の中でもグレードの違いがあったりするので、一概には言えないのかもしれないです。

注文住宅・建売住宅選びの際にはぜひ、
「C値って言うのがあるって聞いたんですけど、なんですか?」
「どれくらいあるのですか?」を聞いてみましょう!


建築会社・工務店によっては、建物のグレードがあるので注意です。グレードにより数値が異なりますので、最低グレードで聞いてみましょう!

たとえ、一番の気密性能を誇る建築会社・工務店ではなくても、隙間を少なくすれば気密性は高くなるので、窓を少なくする、大きな窓をなくして小さな窓にする、引き違い窓をやめて横滑り窓や縦すべり窓にするなどで、気密性を上げることはできます。建売のときも、窓の数や大きさ・種類には気をつけましょう。窓やドアが大きく、数が多いほど気密的には不利になります。

気密性能欲しい!でも高性能を求めすぎると、高い工務店になってしまうんだよなぁ。「C値の基準は1.0未満くらい」で選ぼうかな?

断熱性能について [UA値・Q値]

断熱とは、外部からの熱の侵入や内部の熱の逃げを防ぐことを指します。断熱性能が高い住宅では、冬は暖かく、夏は涼しく、年間を通じて快適な室温を保つことができます。断熱材や窓の選び方、施工方法によって、断熱性能は大きく変わります。

断熱の重要性

  1. 快適な室内環境の実現
    断熱性能が高い住宅は、外気の影響を受けにくく、室内温度を一定に保つことができます。冬の寒さや夏の暑さを遮断することで、エアコンや暖房に頼りすぎることなく快適に過ごせます。これにより、季節に関係なく心地よい住環境を実現できます。
  2. エネルギー効率の向上
    断熱性能が高いと、外気の影響を受けにくいため、冷暖房の効率が大幅に向上します。必要以上にエアコンを使わなくても快適な温度を保てるため、エネルギー消費を抑えられ、光熱費の削減にもつながります。省エネ住宅を目指すうえで、断熱性能の向上は欠かせません。
  3. 結露の防止と健康的な住環境
    断熱が不十分な住宅では、室内外の温度差によって結露が発生しやすくなります。結露はカビの発生を促し、住まいの劣化や住人の健康に悪影響を与える可能性があります。断熱性能を高めることで、結露のリスクを減らし、健康的な住環境を保つことができます。

断熱材の選び方とポイント

断熱性能を高めるためには、適切な断熱材の選択が重要です。断熱材には、グラスウールや発泡ウレタン、セルロースファイバーなどさまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、地域の気候や住宅の構造によって適した断熱材が異なります。例えば、寒冷地では断熱材の厚みや熱伝導率を重視する必要があり、温暖地では湿気対策を考慮した断熱材選びが重要です。また、窓の断熱性能も見逃せません。

断熱材は、工務店により手法が決まっているので、工務店選びの際に注目してみましょう。
工務店により、断熱材・断熱方式は決まります。ただ、やはり窓やドアの数が多かったり、窓やドアが大きかったり、気密性が良くないと断熱性能は落ちます。不必要な窓をなくしたり気密性を損なわない窓を採用するようにしましょう。窓の種類や大きさ・設置数は選べますよ!

住宅の断熱性能を判断する値について

住宅の断熱性能を評価する際、よく使われる指標としてUA値(外皮平均熱貫流率)とQ値(熱損失係数)があります。これらの指標を理解し、基準値を把握することで、より性能の高い住宅を選ぶ際の参考になります。

  • UA値(外皮平均熱貫流率)
    UA値とは、住宅全体の外皮(外壁、屋根、床、窓など)からどれだけ熱が伝わるかを示す値で、W/㎡Kの単位で表されます。UA値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。新築住宅では、地域の気候区分に応じた基準値が設定されており、この基準を満たすことが求められています。

    一般的な基準値:
     ・寒冷地(北海道など)   : UA値 ≦ 0.40W/㎡K
     ・中間地域(関東地方など) : UA値 ≦ 0.60W/㎡K
     ・温暖地(九州南部など)  : UA値 ≦ 0.87W/㎡K
     これらの基準値は、2019年に改正された省エネルギー基準に基づいています。省エネルギー性能の高い 住宅を目指す場合、これらの基準よりもさらに低いUA値を目指すことが推奨されます。

    高性能住宅の目安:
     ・HEAT20 G1グレード: UA値 ≦ 0.46W/㎡K(一般的な高断熱住宅)
     ・HEAT20 G2グレード: UA値 ≦ 0.28W/㎡K(さらに高性能な断熱住宅)
     HEAT20のG1・G2グレードは、快適な室内環境とエネルギー効率の向上を両立させるために推奨されている基準です。
  • Q値(熱損失係数)
    Q値は、住宅全体の熱損失量を建物の延床面積で割った値で、住宅の断熱性能を示します。UA値と似た役割を果たしますが、Q値は住宅内部から外部へどれだけ熱が逃げるかを示す指標です。W/㎡Kの単位で表され、こちらも値が小さいほど断熱性能が高いことを意味します。

    一般的な基準値:
    ・寒冷地  : Q値 ≦ 1.0W/㎡K
    ・中間地域 : Q値 ≦ 1.5W/㎡K
    ・温暖地  : Q値 ≦ 2.0W/㎡K

    Q値は主に寒冷地での評価に用いられることが多く、UA値よりも細かい評価が可能です。例えば、寒冷地でのQ値が1.0W/㎡K以下であれば、かなり優れた断熱性能を持つ住宅といえます。

具体的な数値の活用方法

  • 寒冷地(北海道・東北地方など):
    これらの地域では、UA値が0.28W/㎡K以下、またはQ値が1.0W/㎡K以下であれば、冬季でも室内を暖かく保つことができる高性能住宅となります。
  • 中間地域(関東地方など):
    UA値が0.46W/㎡K以下、またはQ値が1.5W/㎡K以下であれば、年間を通じて快適に過ごせる住宅が実現します。
  • 温暖地(九州南部など):
    UA値が0.87W/㎡K以下、またはQ値が2.0W/㎡K以下であれば、冷暖房に頼らずに快適な住環境を保つことができます。

建築会社・工務店・ハウスメーカー・建売業者さん選びの際にはぜひ、
「UA値・Q値って言うのがあるって聞いたんですけど、なんですか?」
「どれくらいあるのですか?」を聞いてみましょう!

業者によっては、建物のグレードがあるので注意です。グレードにより数値が異なりますので、最低グレードで聞いてみましょう!

断熱性能欲しい!関東だから、「UA値の基準は0.46以下くらい」で選ぼうかな?

換気性能について [第1種換気・第3種換気]

住宅の気密性能や断熱性能が向上する一方で、室内の空気質を保つために欠かせないのが「換気」です。適切な換気システムを導入することで、室内の空気を常に新鮮に保ち、健康的な生活環境を維持することができます。

換気の重要性

住宅の高断熱・高気密化が進むにつれて、外部からの空気の出入りが少なくなり、室内の空気質が悪化しやすくなります。これにより、二酸化炭素濃度の上昇、湿気や臭いの滞留、さらにはシックハウス症候群のリスクが高まります。これらの問題を防ぐためにも、適切な換気は非常に重要です。また、換気によって湿気を排出することで、結露の防止やカビの発生を抑え、住宅の耐久性を保つ効果も期待できます。

私は、気密性能・断熱性能と合わせて重要視していました。
比較的安い建築会社・工務店・ハウスメーカーでも第1種換気を採用している業者はあるので、採用している方式とメリット・デメリットについて、直接聞いてみましょう!この換気方式の違いを知ることで、業者選びが変わりました。私は第1種換気を採用している業者(桧家住宅)を選びました。

新築住宅で採用される主な換気方式

新築住宅で採用される換気方式は、大きく分けて3つのタイプがあります。これらの方式は、それぞれの住宅の特性や住む地域に応じて選択されます。

  • 第1種換気(全熱交換型換気システム)
    第1種換気は、外部からの新鮮な空気を機械的に吸気し、同時に室内の汚れた空気を機械的に排気する方式です。これにより、常に新鮮な空気を供給しながら、室内の汚れた空気を効率的に排出できます。特に「全熱交換型換気システム」と呼ばれるものは、外気と室内空気の熱エネルギーを交換する仕組みを持っており、冬は暖かい空気を逃がさず、夏は涼しい空気を保持することができます。これにより、冷暖房の効率が向上し、省エネ効果が期待できます。
    ・メリット : 室内の空気質を高く保ちつつ、エネルギー効率が良い。特に高気密・高断熱住宅に適している。
    ・デメリット: システム導入コストが比較的高く、メンテナンスが必要。
  • 第2種換気
    第2種換気は、外部からの新鮮な空気を機械的に吸気し、排気は自然に行う方式です。この方式では、室内に常にプラス圧(高い気圧)をかけ、外部からの自然な排気を促します。この方式は主に、クリーンルームなどの特定の用途に使用されることが多く、一般住宅ではあまり採用されません。外気が自然に逃げるため、冬場に熱が逃げやすいデメリットがあります。
    ・メリット : 比較的シンプルなシステムで、一定の換気効果が得られる。
    ・デメリット: 冷暖房効率が低下する可能性がある。一般住宅ではあまり採用されない。
  • 第3種換気
    第3種換気は、室内の汚れた空気を機械的に排気し、新鮮な空気は自然に吸気する方式です。これは、室内を負圧(低い気圧)に保ち、外部から自然に新鮮な空気が取り込まれる仕組みです。比較的コストが低く、シンプルなシステムで広く普及していますが、外気の影響を受けやすく、室内温度の維持が難しいことがあります。
    ・メリット : コストが比較的低く、システムがシンプルでメンテナンスが容易。
    ・デメリット: 冷暖房効率が低下しやすく、室外の気候条件に影響されやすい。

どの換気方式を選ぶか…

住宅の気密性や断熱性、住まいの規模、予算、そして生活スタイルによって、最適な換気方式は異なります。
例えば、全熱交換型の第1種換気システムは、初期費用は高いものの、長期的なエネルギーコストの削減や快適性の向上が期待できるため、高断熱・高気密住宅には特に適しています。一方、第3種換気システムは、コストを抑えたい場合や、比較的温暖な地域で採用されることが多いです。ただし、冷暖房効率を保つために、外気との影響を最小限に抑える工夫が求められます。
新築住宅における換気方式は、住まいの快適さや健康に直結する重要な要素です。適切な換気方式を選ぶことで、エネルギー効率を高めながら、常に新鮮な空気を取り入れることができます。家づくりの際には、断熱や気密とともに、換気システムにも十分な注意を払い、自分たちに最適な住環境を実現しましょう。

うーん、新鮮な空気が欲しいよ、第1種換気が欲しい!桧家住宅で全館空調と組み合わせてこの工務店にしよう!

標準で、選べるキッチン・バス・トイレメーカーとそのグレード

家づくりの際に、キッチン、バスルーム、トイレといった重要な水回り設備の選定は重要です。各メーカーにはそれぞれ独自の技術やデザインがあり、自分のライフスタイルやニーズに合わせた選択が求められます。

あまりホームページ等では公表されていないのですが、建築会社・工務店・ハウスメーカーによって、標準で選べる(標準の見積書内で収まる)「キッチン・バス・トイレメーカーとそのグレード」が決まっています。
住宅展示場やショールームでは、標準では選べないグレードの高いものが設置されている場合があります。
標準で選べない設備はオプションとなり、これがかなり高いです。標準設備が何かは工務店選びの際に重要です。標準で選べるメーカーとそのグレードをぜひ事前に聞いておきましょう。

私の場合、キッチン・バス・トイレメーカー選びとそのグレード選定は、建築契約後の間取り決定などが進んだあとで行われました。普段メーカーの違いやグレードの違いを意識したことがないので、事前に調査をしておくと後で「こんなはずじゃなかった、グレードを上げたら予算オーバーしてしまった」という事が少なくなると思います。

建築会社・工務店・ハウスメーカーに行く前に、メーカーの展示場やショールームへ行って、どんなグレードが良いか選んでおくと、その後の見積もりに加えてもらえるので、予算で悩まなくて良くなりますよ!私は設備のグレードアップを見積り後に行ったので、最終的にどんどん見積書の金額が膨れ上がりましたよ!

また、契約後はスケジュールが組まれてしまい、スケジュールに沿って「どんどん決めてください」と営業に煽られてしまいます。「待ってください!ゆっくり考えさせてください!」がなかなか通用しなくなるので、ぜひ契約前にゆっくり見学に行くことをおすすめします!

キッチンメーカーの特徴

個人的な印象としては、TOTOのショールームがダントツでお金がかかっている印象でした。お嫁さんのお気に入りは「TOTOでぜひ!」でしたが、契約した建築会社・工務店・ハウスメーカーは標準で選べるメーカーがクリナップ指定でした。別のメーカー品を選ぶと別途費用が高くなるので、ここはお嫁さんに折れてもらいました。同じメーカー内でもグレードで料金が異なるのでショールームで実際に触って確認してみましょう!普段できない経験で楽しいですよ!

  1. LIXIL(リクシル)
    LIXILは、日本国内外で広く展開する総合建材メーカーで、キッチン設備においても非常に高い品質とデザイン性を誇ります。豊富なカスタマイズオプションと使い勝手の良さが評価されています。収納力や作業効率を考えた設計で、家事を快適にサポートします。
    特徴   : 高品質な素材と多彩なデザインオプション、先進的な機能
    公式サイト: LIXILのキッチン
  2. TOTO(トートー)
    TOTOは、キッチンの機能性とデザイン性を両立させた製品を提供しています。シンプルでありながらも高い機能性を持ち、使い勝手が良いと評判です。特に水栓やシンクの使いやすさには定評があります。
    特徴   : 高い耐久性と洗練されたデザイン、快適な使い心地
    公式サイト: TOTOのキッチン・台所・システムキッチン・収納
  3. Panasonic(パナソニック)
    パナソニックのキッチンは、最新のテクノロジーを駆使して、快適さと便利さを追求しています。掃除のしやすさや収納力が特徴で、使いやすさとメンテナンス性が両立しています。
    特徴   : テクノロジーを活かした高機能設計、清掃の容易さ
    公式サイト: Panasonicのシステムキッチン(台所)
  4. クリナップ
    クリナップは、使い勝手とデザイン性を兼ね備えたキッチンを提供しています。耐久性とシンプルなデザインが特徴で、収納や使い勝手にも優れています。
    特徴   : 高い耐久性と使いやすさ、シンプルで洗練されたデザイン
    公式サイト: クリナップのキッチン(システムキッチン)
  5. トクラス
    トクラスは、デザイン性と機能性を兼ね備えたキッチンを提供しています。使い勝手が良く、シンプルながらも高級感があります。キッチンの収納や使いやすさにこだわった設計が特徴です。
    特徴   : デザイン性と機能性の両立、高いカスタマイズ性
    公式サイト: トクラスのキッチン

バスメーカーの特徴

個人的な印象としては、当時CMでもやっていたTOTO(トートー)のお風呂場の床が良かったのですが、契約した建築会社・工務店・ハウスメーカーでは、LIXILまたはトクラスが標準の設定でした。お嫁さんがショールームで比較してLIXILにしました。また、頻繁にシリーズや機能が変更になるので、ホームページだけではなくショールームでもどんな機能があるのか確認をしておきましょう。

  1. TOTO(トートー)
    TOTOのバスルームは、快適さと機能性を追求した設計が特徴です。保温性や防汚性に優れており、長時間の入浴でも快適さを維持します。また、浴室暖房や乾燥機能も充実しています。
    特徴   : 高い保温性と快適性、先進的な浴室機能
    公式サイト: TOTOの浴室・お風呂・ユニットバス
  2. LIXIL(リクシル)
    LIXILのバスルームは、デザイン性と実用性を兼ね備えています。美しいデザインと使い勝手の良さを兼ね備え、多様なニーズに対応するバスルームを提供しています。
    特徴   : 美しいデザインと実用性、豊富なカスタマイズオプション
    公式サイト: LIXILの浴室・お風呂
  3. クリナップ
    クリナップのバスルームは、使い勝手とデザイン性を両立させた製品を提供しています。使いやすさと耐久性を重視し、シンプルでありながら高品質な仕上がりです。
    特徴   : 使い勝手の良さと高品質、シンプルなデザイン
    公式サイト: クリナップのシステムバスルーム(ユニットバス)・お風呂・浴室
  4. タカラスタンダード
    タカラスタンダードのバスルームは、高品質な素材と快適な機能性が特徴です。耐久性とメンテナンスのしやすさが評価されています。
    特徴   : 高品質な素材と快適な機能性、耐久性とメンテナンスのしやすさ
    公式サイト: タカラスタンダードのお風呂・浴室・ユニットバス
  5. トクラス
    トクラスのバスルームは、シンプルでありながら機能的な設計が特徴です。快適な入浴体験を提供し、デザインと機能性を両立させた製品です。
    特徴   : デザイン性と機能性の両立、高いカスタマイズ性
    公式サイト: トクラスのバスルーム

トイレメーカーの特徴とおすすめ

  1. TOTO(トートー)
    TOTOは、トイレの分野でも先進的な技術を採用しており、便座の自動開閉やウォシュレット機能、節水機能などを備えた高級トイレのシリーズがあります。快適さと清潔感を両立させた製品です。
    特徴   : 高度な機能と快適性、先進的な節水技術
    公式サイト: TOTOのトイレ・ウォシュレット®・便座・便器
  2. LIXIL(リクシル)
    LIXILのトイレは、使いやすさとデザイン性が特徴です。シンプルでありながらも機能性を重視しており、汚れが付きにくい素材やスムーズな洗浄機能が魅力です。
    特徴   : 使いやすさとデザイン性、汚れにくい素材
    公式サイト: LIXILのトイレ
  3. Panasonic(パナソニック)
    パナソニックのトイレは、洗浄機能や節水機能が充実しています。特に、便座の自動洗浄機能や快適な使用感が特徴です。
    特徴   : 充実した洗浄機能と節水性、快適な使用感
    公式サイト: Panasonicのタンクレストイレ・トイレ設備

床材は何を選べるか

床材も、建築会社・工務店・ハウスメーカーによって選択肢が決まります。是非事前にチェックしましょう!新築住宅を建てる際、多くの選択肢に直面しますが、その中でも床材の選択は特に重要です。床は家の中で最も広い面積を占め、毎日直接触れる部分だからこそ、慎重に選ぶ必要があります。

なぜ床材選びが重要なのか?

  • 快適性   :床は直接足で触れる部分であり、その質感や温かさが日々の暮らしの快適さに大きく影響します。
  • 耐久性   :適切な床材を選ぶことで、長期間美しさを保ち、メンテナンスの手間も軽減できます。
  • 雰囲気作り :床材は部屋の印象を大きく左右し、インテリアの基礎となります。
  • 健康への配慮:アレルギーや衛生面を考慮した床材選びは、家族の健康にも寄与します。

フローリングの主な種類と特徴

フローリングは多くの新築住宅で採用される人気の床材です。ここでは、突板フローリング、無垢フローリング、シートフローリングの特徴を詳しく見ていきましょう。

  1. 突板フローリング
    特徴   :合板基材に0.3〜1mm程度の薄い木のシートを表層に接着
    メリット :木の風合いを活かしつつ、コストを抑えられる、色味のバリエーションが豊富
          無垢材ほど自然のままではないが、木の持つ風合いを活かせる
    デメリット:深い傷がつくと補修が難しい
  2. 無垢フローリング
    特徴   :天然木100%の床材
    メリット :木の温かみと自然な風合いが魅力、調湿効果があり空間を快適に保つ、経年変化で味わいが増す
    デメリット:水や傷に弱い、メンテナンスが必要
  3. シートフローリング
    特徴   :合板基材に木目プリントシートを接着
    メリット :最もコストを抑えられる、デザインの自由度が高い、耐久性が比較的高い、お手入れが簡単
    デメリット:木質感が低い

床材選びのポイント

  • 使用する部屋の用途を考慮する
  • 家族構成(小さな子供やペットの有無など)を踏まえる
  • メンテナンスの手間と頻度を検討する
  • 予算と長期的な価値を比較する

床材選びは、新築住宅の快適さと価値を左右する重要な要素です。自分たちの生活スタイルや好みに合わせて、慎重に選択することをおすすめします。快適で美しい我が家づくりの第一歩、床材選びを楽しんでください!実際に触ってみると、楽しいです。当初私は無垢材を希望で、無垢材の選択もできたのですが、「定期的なお手入れが必要」なことと、「床が反ってしまう事がある」と聞いた事からやめました。シートフローリングも良かったのですが実際に床に立ってみると、突板や無垢材に比べると冷たいんですよね。なので、突板にしました!木の部分は薄いですが一応、木の上で生活することになるので、おすすめです!

天井の高さは何メートルか

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りやデザインに注目しがちですが、実は天井高も快適な住空間を作る上で非常に重要な要素です。

私の場合、土地が30坪弱程度なことと、建ぺい率の関係で大きな家にはできない事が分かっていたので、「ならばせめて、天井は高くしたい!」という思いがあり、天井の高さ設定は常に聞くようにしていました。私が選んだ桧家住宅は、1階2階ともに天井高は2,450mmです。聞くときには、1階と2階とそれぞれを確認しましょう。建築会社・工務店・ハウスメーカーによっては、2,300mm標準としている所や、2,400mm標準としている所もあり違いがありました。
また、勾配天井といって、屋根の高さの関係で天井の一部が屋根に沿って斜めになるのもちょっと気になるので、そうならないよう事前に相談をしましょう!

一般的な天井高とは?

まず、一般的な新築住宅の天井高を押さえておきましょう。建築基準法では、居室の天井高は最低2m10cm以上と定められています。一般的な新築一戸建ての場合、1階が2m40cm、2階が2m20cm程度が多く見られます。

天井高が住空間に与える影響

天井高は単なる数字ではなく、実際の生活に大きな影響を与えます。

  • 開放感の創出:
    天井が高いと、部屋に圧迫感がなくなり、実際の広さ以上に空間を広く感じさせます。
  • 採光の向上:
    高い天井は、より多くの自然光を取り入れることができ、明るく健康的な空間を作り出します。
  • インテリアの自由度:
    天井が高いと、背の高い家具や観葉植物、シャンデリアなど、インテリアの選択肢が広がります。
  • 収納力の向上:
    高い天井を活かして、壁面収納を増やしたり、ロフトを設置したりすることで、収納スペースを確保できます。

天井高を決める際の注意点

天井を高くすることには、いくつかのデメリットもあります。

  • コスト増加:
    天井を高くすると、材料費や施工費が増加する可能性があります。
  • 温度管理の難しさ:
    天井が高いと部屋の体積が大きくなるため、冷暖房の効率が下がることがあります。
  • 掃除やメンテナンスの手間:
    高い天井は掃除やメンテナンスが難しくなる場合があります。

自分たちの理想の暮らしを思い描きながら、最適な天井の高さを選んでいきましょう。快適で個性的な我が家づくりの重要なポイント、天井の高さ選びを慎重に行ってくださいね!

屋根の高さはどれくらいになるのか

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りやデザインに注目しがちですが、実は屋根の高さも快適な住空間を作る上で非常に重要な要素です。

私の場合、住宅地の中の一軒家だったことと、新築住宅がご近所に少し建ち始めていたこともあり、他の家より背が低くなる事がちょっと嫌でした。そのため、最終的な家の高さも低くならないよう、地域の基準値に対して、めいいっぱいの高さで建ててもらえるか、建物が低くならないかを建築会社・工務店・ハウスメーカー選びの際に聞いていました。屋根が低く天井も低いほうが建物的には強くなりそうではあったのですが、家は外からも毎日見ることになるので、こだわりたかったです。結果、窓の位置やベランダの位置がご近所より比較的高くなりました。

ぜひ自分なりのこだわりを持って決めてくださいね!ここは図面チェックしていても思い通りの数値になっていて、楽しかったです!

屋根の高さが住空間に与える影響

屋根の高さは、単なる数字ではなく、実際の生活に大きな影響を与えます。

  • 室内の快適性:
    屋根の高さは、室内の天井高に直接影響します。適切な高さがあれば、開放感のある快適な空間を作り出せます。
  • 断熱性能:
    屋根の高さは、屋根裏空間の大きさに影響します。適切な高さがあれば、十分な断熱材を施工でき、夏は涼しく冬は暖かい住環境を実現できます。
  • 外観デザイン:
    屋根の高さは、家全体の外観に大きく影響します。周囲の景観との調和や、個性的なデザインの実現に重要な役割を果たします。
  • 自然光の取り入れ:
    高い屋根は、ハイサイドライトの設置を可能にし、自然光を効果的に取り入れることができます。

屋根の高さを決める際の注意点

屋根を高くすることには、いくつかの注意点もあります。

  • 法規制への対応:
    建築基準法や地域の条例により、建物の高さに制限がある場合があります。これらを遵守する必要があります。
  • コスト増加:
    屋根を高くすると、材料費や施工費が増加する可能性があります。
  • 耐震性への影響:
    屋根が高くなると重心が上がり、耐震性に影響を与える可能性があります。適切な構造設計が必要です。
  • メンテナンス:
    高い屋根は、清掃や修理などのメンテナンスが難しくなる場合があります。

理想的な屋根の高さとは?

理想的な屋根の高さは、家の規模や形状、地域の気候、個人の好みなどによって異なります。一般的には以下のような点を考慮します。
1階建ての場合:軒高3〜4m程度
2階建ての場合:軒高5〜7m程度
ただし、これらはあくまで目安であり、自分たちの理想の暮らしを思い描きながら、最適な高さを選ぶことが大切です。屋根の高さは、快適な生活空間を作る上で非常に重要な要素です。室内の快適性、断熱性能、外観デザインなど、多くの面に影響を与えます。一方で、法規制やコスト、メンテナンスなどの課題もあります。自分たちの理想の暮らしを思い描きながら、最適な屋根の高さを選んでいきましょう。快適で個性的な我が家づくりの重要なポイント、屋根の高さ選びを慎重に行ってくださいね!

廊下の幅と階段の幅、階段のステップの高さはどうなっているか

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りやデザインに注目しがちですが、実は廊下の幅と階段の幅、階段のステップの高さも快適な暮らしを左右する重要な要素です。

私の場合、建築会社・工務店・ハウスメーカーによって、設定値が異なる事がある程度わかっていましたので、聞いて確認をするようにしていました。毎日使うものでお互いに階段や廊下ですれ違うこともあるものなので慎重に考えましょう!

廊下の幅:快適な移動と安全性の鍵

廊下は家の中の動線として重要な役割を果たします。適切な幅を確保することで、以下のメリットがあります。

  • 安全性の向上:
    広い廊下は、つまずきや衝突のリスクを減らします。
  • 家具の移動がしやすい:
    引っ越しや模様替えの際に便利です。
  • バリアフリー対応:
    車椅子やベビーカーの通行が容易になります。

一般的に、廊下の幅は最低でも80cm以上(内法65cm以上)が推奨されます。余裕があれば100cm以上あると理想的です。

階段の幅:安全で使いやすい設計

階段の幅も、日常生活の快適さと安全性に大きく影響します:

  • 安全な昇降:
    十分な幅があれば、手すりをつかみながらゆったりと昇降できます。
  • 家具の運搬:
    広い階段は大きな家具の運搬を容易にします。

一般的には、階段の幅は最低でも75cm以上が必要とされ、90cm以上あるとより快適です。

階段のステップの高さ:安全性と使いやすさの両立

階段のステップ(蹴上げ)の高さは、安全性と使いやすさに直結します:

  • 疲労軽減:
    適切な高さは昇降時の疲労を軽減します。
  • 転倒防止:
    高すぎるステップは転倒リスクを高めます。
  • 子供やお年寄りへの配慮:
    低めのステップは幅広い年齢層に使いやすいです。

建築基準法では、階段のステップの高さは23cm以下と定められていますが、実際には18〜20cm程度が理想的とされています。

快適な暮らしは細部にあり

新築住宅の設計において、廊下の幅、階段の幅、そして階段のステップの高さは、一見些細に思えるかもしれません。しかし、これらの要素は日々の暮らしの快適さと安全性に大きく影響します。家族構成や将来の変化も考慮しながら、最適な設計を選びましょう。快適で安全な我が家づくりの重要なポイント、動線設計をしっかりと検討してくださいね!

屋根裏を作れるか、屋上を作れるか

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りや外観デザインに注目しますが、実は屋根裏や屋上の活用も、住まいの可能性を大きく広げる重要な要素です。

私の場合、住宅建築をコロナ禍の中で子どもが小さかった事もあり、「外の空気が吸えて、遊べる屋上がほしい」とのお嫁さんの要望がありました。私は屋根裏収納が欲しかったのですが、選んだ建築会社・工務店・ハウスメーカー(桧家住宅)では、屋上も追加料金無しで選べる形だったので、屋上をつくりました。たまに屋上でテーブルを置いてご飯を食べています!

屋根裏の活用:隠れた空間の可能性

屋根裏は、適切に設計すれば素晴らしい生活空間になります。

  • 追加の居住スペース:
    子供部屋や書斎、趣味の部屋として活用できます。将来的な家族構成の変化に対応できる柔軟性があります。
  • 収納力の向上:
    季節物や使用頻度の低い物の収納に最適です。居住スペースをすっきりと保つことができます。
  • 断熱性能の向上:
    適切な断熱材を施工することで、家全体の断熱性能が向上します。
  • コストパフォーマンス:
    建物の外郭を拡張せずに生活空間を増やせるため、コスト効率が良いです。

屋上の魅力:空中の特別な空間

屋上は、都市部でも開放感のある空間を作り出せる魅力的なオプションです。

  • アウトドアリビング:
    バーベキューやガーデニングを楽しむスペースとして活用できます。都市部でも星空観察や日光浴が楽しめます。
  • 屋上緑化:
    屋上緑化により断熱効果を高められます。
  • プライバシーの確保:
    周囲の目を気にせずくつろげる私的な空間を作れます。
  • 資産価値の向上:
    特に都市部では、屋上の有無が物件の価値に大きく影響します。

注意点とポイント。屋根裏や屋上を設ける際は、以下の点に注意が必要です:

  • 法規制の確認:
    建築基準法や地域の条例に適合しているか確認が必要です。
  • 構造的な配慮:
    屋根裏や屋上の重量に耐えられる構造設計が必要です。
  • 防水・断熱対策:
    特に屋上は、適切な防水処理と断熱対策が不可欠です。
  • アクセスの確保:
    安全で使いやすい階段やはしごの設置が重要です。
  • メンテナンス:
    定期的な点検と適切なメンテナンスが必要です。

屋根裏や屋上の活用方法を検討しましょう

屋根裏や屋上の活用は、新築住宅の可能性を大きく広げる重要な要素です。限られた敷地を最大限に活用し、より豊かな生活空間を作り出すことができます。ただし、適切な計画と設計が不可欠です。あなたの理想の住まいづくりに、屋根裏や屋上の活用を取り入れてみてはいかがでしょうか?新たな生活の可能性が広がるかもしれません!

エアコンはどのような方式か、全館空調にするか、床暖房ができるか

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りやデザインに注目しますが、実は空調システムの選択も快適な暮らしを実現する上で非常に重要です。

私の場合、そもそも土地が28坪と狭いこともあり、部屋も大きくできないのでエアコン室内機をあまり置きたくなかった事と、室外機が複数台 外にあるのが格好がよくないなと考えていましたので、全館空調が選べる、建築会社・工務店・ハウスメーカーにして標準設定にある全館空調としました。お嫁さんは「床暖房にしたい!」という希望があったのですが、全館空調で選択した業者さんには床暖房の設定がなく、故障時に修理が大変なことと温まるまでに時間がかかり、電気代も高くなる可能性があったので、床暖房は諦めてもらいました。でも、全館空調は快適ですよ!ただし、冬は家の中が全体的に乾燥してしまうそうなので加湿器は冬の間は常に使っています!

個別エアコン:柔軟性と個別制御

個別エアコンには主に以下の方式があります。

  • 壁掛け式:
    最も一般的で、設置が容易です。
  • 天井埋込式:
    天井に埋め込むため、インテリアを損ないません。
  • 床置き式:
    窓下などに設置し、温風を足元から送ります。

個別エアコンの特徴:

  • 部屋ごとに温度調節が可能
  • 必要な時だけ使用でき、省エネ性が高い
  • 設置コストが比較的低い

ただし、複数の部屋にエアコンを設置する場合、室外機の設置場所や外観への影響を考慮する必要があります。

全館空調:均一な快適性と空気質の向上

全館空調は、家全体を一つの空調ゾーンとして管理するシステムです。
全館空調の特徴:

  • 家全体が均一な温度で快適
  • 24時間換気システムと併用で、空気質が向上
  • インテリアを損なわない美観性

しかし、初期投資が高く、個別の温度調節が難しい場合があります。家族全員の温度感覚が似ている場合や、高気密・高断熱の住宅では特に効果的です。

床暖房:足元からの心地よい暖かさ

床暖房は、床下に暖房設備を設置し、足元から部屋全体を暖める方式です。
床暖房の特徴:

  • 足元から均一に暖まる快適性
  • ホコリを巻き上げないため、アレルギー対策に有効
  • インテリアを損なわない美観性

ただし、冷房機能がないため、エアコンとの併用が一般的です。また、初期投資とランニングコストを考慮する必要があります。

選択の重要性

空調システムの選択は、以下の理由から非常に重要です:

  • 快適性 : 日々の生活の質に直結します。
  • 健康  : 適切な温度管理と空気質は健康維持に重要です。
  • 省エネ性: 長期的な光熱費に大きく影響します。
  • 資産価値: 高性能な空調システムは住宅の資産価値を高めます。

エアコン、全館空調、床暖房はそれぞれに特徴があり、一長一短です。選択の際は、以下の点を考慮しましょう:

  • 家族のライフスタイルと温度感覚
  • 住宅の断熱性能
  • 初期投資とランニングコスト
  • メンテナンスの容易さ

最適な空調システムは、快適な住まいづくりの重要な要素です。自分たちに最適なシステムを選びましょう。快適な新居での生活が、きっと待っていますよ!

オール電化か、ガス併用か

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りやデザインに注目しますが、実はエネルギー供給方式の選択も快適な暮らしを実現する上で非常に重要です。

私の場合、料理はお嫁さんにお任せだったので、お嫁さんの意見を聞いて「オール電化」にしました!特に困っていることはないです。火を使わないことによる安全性はオール電化の方が高いかなと思います。

オール電化住宅の特徴

  • 光熱費の一本化:
    電気代のみの支払いで済むため、管理が簡単です。電力会社の割引制度を最大限活用できる可能性があります。
  • 安全性の向上:
    火を使わないため、火災のリスクが低減します。ガス漏れの心配がありません。
  • 環境への配慮:
    再生可能エネルギーの利用が容易で、環境負荷を低減できます。
  • クリーンな室内環境:
    IHクッキングヒーターは掃除が簡単で、室内の空気を汚しません。

ただし、初期投資が高くなる傾向があり、停電時の対応を考慮する必要があります。

ガス併用住宅の特徴

  • 調理の自由度:
    ガスコンロは火加減の調整が容易で、本格的な料理に適しています。
  • 初期費用の抑制:
    オール電化に比べて、設備導入の初期費用が抑えられます。
  • エネルギー源の多様性:
    電気とガスを使い分けることで、リスク分散ができます。
  • 停電時の安心感:
    ガスは停電時でも使用可能なため、非常時に強いです。

ただし、毎月の支払いが電気代とガス代の2本立てになり、安全面でのリスクがオール電化より若干高くなります。

選択の重要性

エネルギー供給方式の選択は、以下の理由から非常に重要です

  • 長期的な生活コスト :初期費用とランニングコストのバランスが、家計に大きく影響します。
  • 生活スタイルとの適合:料理の頻度や好みによって、快適さが大きく変わります。
  • 環境への影響    :選択によって、家庭からのCO2排出量が変わります。
  • 将来的な変更の難しさ:一度選択すると、変更には大きなコストがかかります。

オール電化とガス併用は、それぞれに長所と短所があります。選択の際は、以下の点を考慮しましょう:
 ●家族のライフスタイルと価値観
 ●長期的な費用対効果
 ●地域の特性(停電の頻度など)
 ●将来的な環境規制の動向
最適な選択は、快適な住まいづくりの重要な要素です。自分たちに最適なシステムを選びましょう。この選択が、長年の快適な暮らしにつながります!

外壁は何を選べるのか

新築住宅を計画する際、多くの方が間取りや内装に注目しがちですが、実は外壁の選択も快適な暮らしと家の印象を左右する非常に重要な要素です。

私の場合、耐久性や外観の良さから「タイル」を当初考えていましたが、高額で重量も重くなり家全体が重くなることからやめて、「ガルバリウム鋼板」を検討しました。が、妻の最終的な好みで「ガルバリウム鋼板は嫌だ」との事で、サイディングにしました。

新築住宅の顔づくり:外壁選びの重要性

外壁選びが重要な理由

  1. 家の印象を決定づける
    外壁は家の顔とも言える部分で、街並みの中での印象を大きく左右します。デザイン性の高い外壁は、住む人の誇りにもなります。
  2. 耐久性と維持管理
    適切な外壁材を選ぶことで、長期間美しさを保ち、メンテナンスの手間やコストを軽減できます。
  3. 断熱性能への影響
    外壁材の選択は、家全体の断熱性能に大きく影響します。これは光熱費の削減にもつながります。
  4. 資産価値の維持
    高品質で適切な外壁材は、家の資産価値を長期的に維持するのに役立ちます。

主な外壁材の選択肢

  • サイディング
    最も一般的な外壁材
    種類:窯業系、金属系、木質系など
    特徴:コストパフォーマンスが高く、デザインの自由度も高い
  • ALC(軽量気泡コンクリート)
    軽量で断熱性に優れている、耐火性能が高く防音効果もある
  • 塗り壁
    モルタルやしっくいを使用、自然な風合いと高級感が特徴
  • タイル
    耐久性が高く、メンテナンスが比較的容易、高級感のある仕上がりが可能
  • レンガ
    クラシックな雰囲気を演出、耐久性が高いがコストも高め
  • ガルバリウム鋼板
    亜鉛とアルミニウムの合金でコーティングされた鋼板
    特徴   :耐久性が非常に高く錆びにくい、軽量で施工が容易
          モダンでスタイリッシュな外観を実現、メンテナンスが比較的容易
    デメリット:金属特有の温度変化による膨張収縮がある
          断熱性は他の材料に比べて劣るため、別途断熱材が必要

外壁選びのポイント

  • デザイン性:家のコンセプトや周辺環境との調和を考慮しましょう。
  • 機能性  :断熱性、耐久性、メンテナンス性を重視します。
  • コスト  :初期費用だけでなく、長期的なメンテナンスコストも考慮しましょう。
  • 地域性  :気候や地域の特性に合った外壁材を選びましょう。

外壁選びは、新築住宅の快適性、美観、そして資産価値を左右する重要な要素です。自分たちのライフスタイルや好み、そして長期的な視点を持って選択することが大切です。理想の外壁を見つけてください。
あなたの新居が、美しく機能的な外壁に包まれ、長年にわたって快適な暮らしを支えてくれることを願っています!

お金はどれくらいかかるか

新築住宅を建てる際、多くの方がデザインや間取りに夢中になりがちですが、実は予算計画こそが快適な暮らしを実現する上で最も重要な要素の一つです。

私の場合、親所有の土地があったので、建築費と外構費と仮住まい費と引越し費用だったのですが、この中で最もお金がかかる建築費については図面と見積を出してもらわないと費用がわかりません。仮に見積が出てきたとしても、それをあまり信用せずもっとずっと掛かると思ったほうが良いです。住宅設備のオプションや水道・電気をつなぐ費用、土地改良の有無で見積りはぐ~~んと跳ね上がります。私も跳ね上がりました!予算計画は余裕を持たせて行いましょう!

新築住宅の予算計画:快適な暮らしへの第一歩

なぜ予算計画が重要なのか?

  • 夢の実現      :適切な予算計画なしでは、理想の住まいを実現できない可能性があります。
  • 将来の安定     :無理のない予算で建てることで、将来の生活に余裕が生まれます。
  • 優先順位の明確化  :限られた予算の中で何を重視するか、家族で話し合う良い機会になります。
  • 想定外の費用への備え:予備費を設けることで、突発的な出費にも対応できます。

新築住宅にかかる主な費用

  • 土地代   :地域や立地によって大きく異なります。総予算の30〜50%を占めることが多いです。
  • 建築費   :建物の構造や規模、グレードによって変わります。一般的に坪単価80〜100万円程度が目安です。
  • 諸経費   :建築確認申請費用、地盤調査費用、設計監理費用など。建築費の10〜15%程度を見込んでおくと良いでしょう。
  • 外構工事費 :駐車場、フェンス、植栽などの費用。総工事費の5〜10%程度が一般的です。
  • インテリア・家電:カーテン、照明器具、家具、家電製品など。予算の5〜10%程度を見込んでおきましょう。

予算計画のポイント

  • 総予算の20%増しで考える :想定外の費用に備え、余裕を持った計画を立てましょう。
  • ランニングコストも考慮  :光熱費や固定資産税など、将来的な維持費も計算に入れましょう。
  • 優先順位をつける     :必要不可欠なものと、あれば嬉しいものを明確に分けましょう。
  • 専門家のアドバイスを受ける:ハウスメーカーや設計士、ファイナンシャルプランナーなどに相談するのも良いでしょう。

新築住宅の予算計画は、快適な暮らしを実現するための重要な第一歩です。単に「いくらかかるか」だけでなく、「どのように使うか」を家族で十分に話し合い、納得のいく計画を立てましょう。適切な予算計画は、将来の幸せな家族の暮らしを支える大切な土台となります。夢のマイホーム実現に向けて、しっかりとした予算計画を立ててくださいね!

営業の方は、真摯に向き合ってくれるか

新築住宅を建てる際、多くの方がデザインや価格に注目しがちですが、実は営業担当者の対応こそが、理想の家づくりを左右する重要な要素の一つです。

新築住宅選びの鍵:営業担当者の真摯な対応の重要性

なぜ営業担当者の対応が重要なのか?

  • 長期的な関係性:
    住宅建築は数ヶ月から1年以上かかる長期プロジェクトです。この間、営業担当者とは頻繁にコミュニケーションを取ることになります。
  • 夢の実現のパートナー:
    あなたの理想の家を実現するためには、営業担当者の協力が不可欠です。真摯に向き合ってくれる担当者なら、あなたの要望を的確に設計や施工に反映してくれるでしょう。
  • トラブル対応の要:
    建築中に予期せぬ問題が発生した際、真摯な営業担当者は迅速かつ適切に対応してくれます。
  • 予算管理のサポート:
    真摯な営業担当者は、あなたの予算を考慮しながら、最適な提案をしてくれるはずです。

真摯な営業担当者を見極めるポイント

  • 傾聴力  :あなたの要望や懸念事項をしっかりと聞いてくれるか。
  • 提案力  :あなたの要望に対して、具体的かつ実現可能な提案をしてくれるか。
  • 正直さ  :デメリットや制限事項も含めて、包み隠さず説明してくれるか。
  • 迅速な対応:質問や要望に対して、迅速に返答してくれるか。
  • 専門知識 :建築や法規制に関する十分な知識を持っているか。

新築住宅の建築は、人生の中でも大きな決断の一つです。その過程で、営業担当者の真摯な対応は、あなたの夢の実現と、ストレスのない建築プロセスを保証する重要な要素となります。家づくりを始める際は、ハウスメーカーや工務店の選択と同じくらい、営業担当者の対応にも注目してください。真摯に向き合ってくれる担当者と出会えれば、きっと理想の家づくりへの道が開けるはずです。あなたの夢の家づくりが、信頼できる営業担当者とともに、素晴らしい経験となることを願っています!

結論

結果、私のときにはこんな形を建築会社・工務店・ハウスメーカー・建売業者さん選びの基準としました。

No.チェック事項希望したこと
1耐震等級・地震に対する強度について耐震等級3以上
2気密性能について(C値)C値 1.0未満
3断熱性能について(UA値)UA値 0.60未満
4換気性能について(第1種、第2種、第3種)第1種換気
5標準で、選べるキッチン・バス・トイレメーカーとそのグレード予算内でお嫁さんにお任せ
6床材は何を選べるか突板
7天井の高さは何メートルか2,450mm以上
8屋根の高さはどれくらいになるのか高くできるほど良い
9廊下の幅と階段の幅、階段のステップの高さはどうなっているか廊下/階段の幅:75cm以上
階段のステップ高さ:22cm未満
10屋根裏を作れるか、屋上を作れるか屋上がほしい
11エアコンはどのような方式か、全館空調にするか、床暖房ができるか全館空調にしたい
12オール電化か、ガス併用かオール電化
13外壁は何を選べるのか予算内でお嫁さんにお任せ
14お金はどれくらいかかるか月の返済が6万円を超えないでほしい
15営業の方は、真摯に向き合ってくれるか担当営業でも業者選びをしました

ほかにも、自分なりの家への希望や、基準を持って望めばよい家づくりのスタートが切れると思います。今思い返してみて重要なのは、スケジュールに余裕を持ってやることかなと思います。あせらずゆっくり、建売の内見やショールーム見学から初めてみるのも良いかなと思います。

全く予算と合わない高い建築価格の建築業者・工務店・ハウスメーカー・建売業者さんもいます。その場合は早めに話を打ち切って予算内で収まる業者さんを探しましょう。地元の工務店さんもオススメします。ハウスメーカーも実際に建築を行っているのは多くは地元の工務店の職人の方が多いのだと聞いたことがあります。地元の工務店も決してハウスメーカーと比べて、営業が良かったり、値段が安かったりするわけではないみたいですが、ぜひ相談をしてみてください。

予算と合わない場合や、希望とどうしても合わない場合は、「購入をやめる、しばらく寝かせる」のも選択として良いと思います。私も、2-3年寝かせていました。ずっと寝かせておくつもりだったのですが、妻が「どうしても」と言ってきてしまったのです。気張らず無理のない範囲で検討をしましょう!安全第一です!

注文住宅は、適当に選べばすぐに終わってしまうのですが、毎日の生活の舞台になるものなのでぜひ慎重に慎重を期してゆっくり選ぶことをオススメします。まずは資料請求から初めて見るのも良いと思います。こちらのサービスは、一括で複数社の資料をお取り寄せできます。

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