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工務店選びの決め手!営業担当者の重要性と選び方のポイント、5つの聞くべき事

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新築住宅・建売を購入する際には、家を建てる建築会社・工務店・ハウスメーカー・建売業者さん選びも重要ですが、営業担当との相性(ほかに、誠実さや提案力・知識・裁量)を見極めることも大事な要素です。建売ではなく注文住宅の場合は、形がまだないものを営業担当と一緒に作り上げていく作業になり、かつ多くは未経験の中で、高い買い物をすることになるので、相性がよく信頼できる営業担当と一緒でないと、良い家が作れません。

家づくりは、「敷地調査・見積検討・資金検討・スケジュール立案・間取り検討・設備検討・インテリア検討・外壁屋根検討・外構検討」等々、打ち合わせの連続です。毎週土曜日か日曜日のいずれかで、2-3時間の打ち合わせをしに業者へ出向いていく必要があります。遠いとつらいので業者の所在地も大事ですね。

また、重要な事柄を都度、その打ち合わせの中で決めていく事を求められるので、できれば予習をしておきたいです。次の打ち合わせで何を決めるのかなどを聞いておく必要があります。そのような長い時間を一緒に過ごす営業担当には、相性がよく信頼できる人に付いて貰う必要があります。

業者がつくれる家の「性能や機能」だけではなく、付いてくれる営業担当者で、業者選びを行うこともありかなと思います。(もちろん、家の予算の範囲内でです!)(ただ、営業担当は、最初に受付をしてくれた方に決まってしまう事も多く、運の要素もありますね。)

目次

営業担当との相性と、営業担当の誠実さが重要

新築住宅の購入において、営業担当との相性と、営業担当の誠実さは重要です。

相性の重要性

過去に、住宅情報サイトが行ったアンケートでは、担当者との相性が家を建てる会社を選ぶ決め手になったという回答が41.4%に上っています。営業担当との相性が良いと、コミュニケーションがスムーズになり、要望がしっかりと伝わるため、理想の住宅に近づけることができます。逆に、相性が悪いと誤解や不満が生じる可能性があるため、慎重に担当者を選ぶことが求められます。

最終的に家を建てる会社を選ぶ決め手となったことは何ですか(複数回答可)
担当者との相性
41.4%
住宅性能(高気密・高断熱、省エネ等)
39.7%
希望の間取り・デザインをかなえる設計
31.9%
提案内容と見積価格のバランス
29.9%
アフターサービス・保証
27.1%
建築工法・構造(木造軸組工法、2✕4工法、RC造など)
23.9%
柔軟な対応
22.9%
価格の安さ
19.1%
過去の建築実例
18.9%
口コミ・評判
17.5%
実績の多さ
17.4%
親族・友人・知人からの紹介・おすすめ
16.8%
建てたいエリアの情報に精通している
15.8%
知名度
14.2%
得意なデザイン
14.1%
その他
4.0%

引用:2022年10月発表 株式会社LIFULL調査
   対象者:過去3年以内に注文住宅を建てた500人(LIFULL

誠実さの重要性

営業担当者の誠実さも重要です。誠実な担当者は、顧客の要望を真摯に受け止め、論理的かつ明確に説明を行います。例えば、他社よりも機能・性能が高い理由をしっかりと説明できる担当者は信頼がおけます。誠実さが感じられる担当者となら、安心して住宅購入のプロセスを進めることができるでしょう。

提案される間取り

住宅の間取りは、生活の快適さを左右する重要な要素です。注文住宅では、自分や家族の理想を詰め込んだ間取りを提案してもらうことが求められます。間取りの工夫次第で、限られたスペースを有効に活用することが可能です。例えば、天井の高さを変えたり、開口部を大きくしたりすることで、空間を広く見せることができます。提案された間取りが自分たちのライフスタイルに合っているかをしっかりと確認しましょう。

提案される見積

見積は、住宅購入の際のコストを把握するために欠かせないステップです。複数の業者から見積を取り、項目ごとに比較することで、予算内に収まるかどうかを確認することができます。また、見積には含まれていない費用がないかを確認することも重要です。見積依頼を通じて、透明性のある取引を心がけ、予算オーバーを防ぐことができます。

以上のポイントを踏まえ、新築住宅の購入においては、担当との相性や誠実さ、提案される間取り、見積もり依頼のプロセスを大切にし、理想の住まいを手に入れましょう。

選び方・見極めのポイント

私の場合、決めた業者で付いてくれた営業担当者さんは、65歳の方でした。60歳で定年になり、その後の再雇用で同じ会社で営業として働いていました。私の家が建つ前に、再雇用期限が切れて退職になりましたが、最後まで面倒を見てもらいました。

その担当の方は、私のお嫁さんの事ある毎の質問や要望(安くして、もっと安くして)に一つ一つ丁寧にゆっくり回答をしてくれ、当初のスケジュールからの遅れも柔軟に対応をしてくれていたので、他社の営業担当さんと比較しても、相性が合い、誠実さや安心感を感じました。

2歳の子どもを連れて、毎週業者へ打ち合わせに出向くことになったため、ちょっと体力的につらいこともありましたが、柔軟に対応してくれる方というのは安心感や信頼が生まれます。

こちらの要望や予算を、正確に受け止めてくれるか

業者選び・担当選びを行う上で、手っ取り早いのは営業担当に会ってしまう事です。可能であれば散歩がてら住宅展示場に出向いてみるのも私は良いと思います。ただ、業者により価格的に全く手の届かない業者もあるので、そこは早めに見切りをつけましょう。それでも提案してもらえる間取り図は後の参考にできますし、情報収集できて悪いことはないと思います。

営業担当にあったら、こんな要望を伝えてみましょう!

  • 「毎月_万円✕35年」の住宅ローン支払いで、生活に無理なく家を建てたいと考えている。
    この住所の敷地で、どれ位の価格で提供ができるか知りたい。
  • 購入検討に当たり、提案図面と見積が欲しい。
    2-3週間後位で提案してほしい。
  • 今度、建築中の家で引渡し前のものがあれば、見せてほしい。
    近くで建築しているものがあれば内見したい。
  • 見積に対して割引があるか、どこまで値切れるかを聞きたい。
    スケジュールは予定より遅れても大丈夫か、柔軟に対応してもらえるか聞きたい。
  • 家の機能や性能を数字で知りたい(耐震等級基準、C値・UA値・Q値など)。
    客観的にわかる数字で教えてほしい。または、次回に資料を用意してほしい。

①で、ある程度その業者の住宅価格帯を判断しましょう。
価格が予定よりも上であれば、もうそれ以上その業者に用はありません。価格が合わなくても、決して恥ずかしくなる必要はありません。予算に合う業者はきっといます!
業者によってははっきり価格帯を答えてくれず、見積提示・間取り図作成まで持ち込み、予算より高い買い物をさせようと説得してくる担当もいます。いざ見積提示になって、やっぱり価格が合わず、時間の無駄になることが多いのですが、図面がほしい場合にはお願いしても良いと思います。ただ、こちらにとっては、相性の合う誠実な良い担当という事にはならないと思います。

②で、営業担当がどれ位正確にこちらの要望を汲み取って、設計担当に伝え、誠実で良い提案ができるかが分かります。
私の希望と近い、またはそれ以上の見積と間取り図を提案してくれた業者は、ローコスト住宅業者でした。良い営業担当は、図面もきれいで生活導線も考えられ、収納も考慮された住みやすい間取り図提案をしてくれます。逆にこちらの要望があまり反映されない変な図面で提案された場合には、営業担当が設計とうまく調整ができていないという事になると思います。また、営業担当がお客さんを大事にしていないという事にもなります。これは、契約後のプロセスでも同じ過程をたどる事になるので注意しましょう。

③で、営業担当の対応力や誠実さが分かります。
まだ形のない、高い買い物に初めてのぞむからには、実物例を見たいものです。また、場所を変えて時間を取って担当と会うことである程度、相性も見えてきます。どれ位、お客さんとして本気で見ているかやどれ位時間を取ってもらって話ができるか確認してみましょう。

④で、担当の裁量が分かります。
要望を素直にぶつけてどういう対応をするか最初に見極めておきましょう。全く融通が利かない場合は、その後もずっと融通が利かず、こちらが折れなくてはならなくなる事を覚悟しないといけなくなります。または、見積が高すぎる場合には、何かしらで見積価格を下げる提案をしてくれると良いと思います。また、私は2社ほど経験しましたが、契約を期間を区切って無理に勧めてくる担当は不誠実だと思います。契約までゆっくり考える時間を与えてくれるか、担当の裁量による所だと思います。

⑤で、知識や誠実さを見てみましょう。
こちらが知りたいと要望している事に答えられる、調査して回答してくれる営業担当とお付き合いしたいですね。

以上のポイントを踏まえ、新築住宅の購入においては、担当との相性や誠実さ、提案される間取り、見積もり依頼のプロセスを大切にし、理想の住まいを手に入れましょう!

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